ステロイド内服薬
アトピー性皮膚炎と診断されステロイド外用薬を塗っても効果が薄いと判断された場合、ステロイドの内服や注射を処方される事も少なくありません。
外用薬に比べメリットもデメリットも大きいので注意が必要です。
医師の間でもアトピーにおけるステロイド内服の是非は賛否両論あるようですが、患者さんが「痒みで眠れない」「痒みで集中できない」と訴えた場合、低度のステロイドを1日置きに服用する等の処方が妥当のようです。
内服薬では、ステロイドの他に 抗アレルギー剤 や抗ヒスタミン剤というのがよく処方されます。
また、ステロイドと抗ヒスタミン剤との複合剤もよく処方されます。(セレスタミン、ベタセレミン等)
ステロイドは比較的早い段階で効果が現れますが、抗アレルギー剤や抗ヒスタミン剤は長期間(1ヶ月以上)服用しないと効果が期待できないという評価があります。
ステロイド内服の副作用
ステロイド内服薬の副作用は外用よりも重く考えるべきですが、少量・短期間の投与であれば特別問題視する必要は無いといわれています。
外用薬のような脱ステロイドの離脱作用が出ないと勘違いしている人がいますが、これは大きな間違い。ステロイド内服の方が強い離脱作用が出ます。「皮膚につけない物だから」という考えは間違いです。
- 副腎の不全
- 強いリバウンド
- 消化器官や肝臓等の内臓の不全
- 白内障、緑内障、眼球突出
- 他、倦怠感や精神障害等あらゆる副作用の可能性があります。
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