炎症のもと
アトピーの原因は何か?という解説ではなく、皮膚の赤みや腫れを起こす炎症のもとについての解説になります。
炎症を起こすもとは、「炎症性サイトカイン」と呼ばれるものです。
体の中では、さまざまな役割をもった細胞が信号を出しあいながら、さまざまな反応をおこします。
例えば、傷の治りを早くする信号を出すと、その信号にピッタリ合う形の信号が結合して、はじめて傷の治りが促進されるわけです。
こうした細胞間の信号を「サイトカイン」といいます。
サイトカインにはいくつか種類があり、インターロイキン(I L)、インターフェロン(I FN)、細胞傷害因子(TNF-α、TNF-β)等があり、体にとって良い反応をもたらすものと、悪い反応をもたらすものがあります。
その悪い反応をもたらすサイトカイン(信号)の総称を炎症性サイトカインといいます。
つまり、アトピーの皮膚の赤みや腫れのもとは炎症性サイトカインが増えることによって起こり、炎症性サイトカインを減らすことができればアトピー症状が緩和できるということになります。
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