痒みを軽減させる方法
アトピーのかゆみは我慢できるレベルではありませんので “掻く” ことを善悪に置き換えてはいけません。
「掻いちゃダメ」、「掻かなきゃ治る」と思い込むあまり拘束具をはめて寝たり、かゆくて泣き叫ぶ子供の手を押さえつけてる親御さんがいますが、アトピーのかゆみは素直に掻き、その後のケアを入念に行なった方が患者本人のストレスは軽減します。
かゆみを軽減させる方法
強い乾燥時期のアトピーは何をやっても前に進んでいないような、人間の皮膚とは思えない自分の肌に直面して気分は落ち込みます。
善くなる兆しが少しでも見えてくると活力になりますが、それは代謝がだいぶ促進されて皮剥けが起きてこなければ善くなる実感はわきません。
ともかく、今自分が直面してる「かゆみ」を軽減させられたら良しとして下さい。
痒みを引き起こしているのは、炎症、乾燥が主です。
ですから少しでも軽減させるには、「抗炎症」、「保護」この2つを積極的にやってみましょう。
- オイルを塗って皮膚を柔らかくする
オリーブオイル、ヘンプオイル、ホホバオイル、アルガンオイル、馬油、スクワランオイルなど - 入浴して保湿をする
塩素軽減のシャワーヘッドをつけたり、カモミールの入浴剤や殺菌力がある温泉湯の華などを入れて自分好みの温度で入浴してみて下さい。お風呂上り、一気に水分が蒸発してくるとさらにかゆみが増しますが、上がり湯に冷水を浴びたり、扇風機で体の熱を取ったりして対策して下さい。 - かゆみ止めの薬
邪道ですが、市販のかゆみ止めを使ってこの時期をしのぐという方法もあります。
副作用もありますし、炎症を起こしてるアトピーに塗ると接触性皮膚炎になる可能性があるので、どうしても眠りたい時だけと決めて使う事をおすすめします。
(オイラックス、ラナケイン、レスタミン) - 熱いシャワーで麻痺させる
これもタダゴトではないほど邪道ですが、これが何故か、とてつもない快感があります。
健康な肌に熱いシャワーをかけたらとてもじゃないけど1秒も耐えられないですが、痒いところにかけるとあら不思議、ものすごく気持ちよくて痒みもピタッと止まります。麻痺するせいか、痒みがとまっている時間も持続します。
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