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結節性痒疹(けっせつせいようしん)アトピーとの違い

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結節性痒疹(けっせつせいようしん)アトピーとの違い

結節性痒疹(けっせつせいようしん)
 

硬い「しこり」がただれ、強い痒みと瘡蓋を繰り返すしつこい湿疹。アトピーと混同されやすい湿疹ベスト3に入る結節性痒疹はアトピーとどう違うのでしょうか?

 

結節性痒疹(けっせつせいようしん)とは、強い痒みを伴う硬いしこり(結節)のことで、炎症と掻き壊しを繰り返す難治性の皮膚炎です。

アトピー性皮膚炎のように、じゅくじゅく→乾燥→落屑(皮剥け)→掻き壊すのサイクルを繰り返すためアトピーと混同されやすいですが、アトピーとの決定的な違いがあります。

結節性痒疹とアトピーの違い

アトピーは「左右対称」に発症することが多いですが、結節性痒疹は「左右非対称」に発症します。これが大きな違いです。

結節性痒疹は米粒大から100円玉程度の丸みを帯びた湿疹が孤立して発症しますが、アトピーは部位全体が炎症します。

アトピーのじゅくじゅく期強く乾燥する時期にも硬いしこりをもった湿疹が発症することがありますが、これはアトピーではなく結節性痒疹であるケースが多いです。

左右対称に発症するアトピー性皮膚炎と、左右非対称に発症する結節性痒疹。
左右対称に発症するアトピー性皮膚炎と、左右非対称に発症する結節性痒疹。
 

米粒大から100円玉程度の丸みを帯びた湿疹が孤立して発症
米粒大から100円玉程度の丸みを帯びた湿疹が孤立して発症
 

結節性痒疹の症状と原因

結節性痒疹もアトピーと同様に、じゅくじゅく→乾燥→落屑(皮剥け)→掻き壊すの悪循環を繰り返します。

掻き壊した後は浸出液が出ることもあり、乾燥すると分厚い瘡蓋(かさぶた)が形成されます。この瘡蓋ができる時に強い痒みが出て、それを掻き壊し、また浸出液が出て乾き…と、難治性の皮膚炎特有の悪循環です。

結節性痒疹の原因は、皮膚細胞の「炎症」です。
その炎症を引き起こす「起因」が問題になります。

起因はさまざま考えられます。

  • アトピー性皮膚炎
  • 虫刺され
  • 接触性皮膚炎(かぶれ)
  • 蕁麻疹
  • ニキビ
  • 日焼け
  • 乾燥

これらによる「炎症」が引き金となり発症すると考えられていますが、なぜ結節(しこり)化するのかは、現代医学では解明されていません。

結節性痒疹の治癒経過
結節性痒疹の治癒経過
 

病院でよく行われる治療法

結節性痒疹の根治療法はなく、この点もアトピー性皮膚炎とよく似ていて、皮膚科ではアトピー同様、ステロイド外用薬が処方されます。
湿疹の重症度によりますが、比較的強度の高いストロングレベル(フルコート軟膏等)を処方されるケースが多く、強く炎症を伴っている場合は抗生物質配合のリンデロン-VG軟膏等が処方されます。

「虫刺され」による結節の場合は、痒みの強さや湿疹の部位によって、ステロイド外用薬とクロタミトン(オイラックス)、また、広範囲の乾燥を伴っている場合は、ヘパリン類似物質(ヒルドイドソフト)などとの混合剤が処方されるケースもあります。

ステロイド外用薬処方の目的は「抗炎症効果」になります。
難治性皮膚炎に対するステロイド外用薬の長期使用は、「ステロイド皮膚症」等の副作用が心配されます。

抗炎症効果があるものはステロイド以外にもあり、自然界に存在するものもありますので、納得できる対処法をみつけることが大切です。

結節性痒疹の痕(色素沈着)

炎症と掻き壊しを繰り返すため、患部や患部周囲は色素沈着を起こし黒みを帯びます。
結節性痒疹が治ったあとも黒ずみや色素沈着の痕が残りますので、患部が複数あった場合は黒い斑点のように、大きめの結節性痒疹が複数あった場合は牛柄のようになります。

美白化粧品によるスキンケアや、皮膚代謝を促進する化粧品、内服薬などを続けることで、シミとなったメラニンを浄化・排泄できますので、痕が残っても根気よくスキンケアを続けることが大切です。

結節性痒疹の痕 患部周囲の黒ずみ
結節性痒疹の患部周囲の黒ずみ
 

結節性痒疹の痕 色素沈着を起こしシミとなって残る
結節性痒疹の痕 色素沈着を起こしシミとなって残る
 
 

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